カテゴリ:ベルリン映画祭/演劇( 17 )

サッカー、日本も勝ったねーーーーーー!!!
ドイツ戦と違って、まるで自分も選手の一員になったように(図々しい妄想)
テレビの前でドキドキはらはらしてしまった~~~~~m)゚O゚(m 
まずは勝って良かった、よかった!!
でも試合後の解説者がちょー冷静なのがちょっと残念・・・ってかあななたち
もっと日本を讃えなさいよ~~~~!!!いくらドイツ語聞き取れない私だって
それぐらいわかるわよ~・・・つーか、なんか違うこと話してないか?!
いつのまにドイツチームの話になってるしーー!
びっくりするわ( ̄0 ̄)゛
選手へのインタビューが放送されないのもかなり残念。
でも仕方ないよね、ここドイツだし。(日本もドイツの試合写ってないみたいだし:;)
というわけであっというまに2戦目!明日はドイツ、明後日は日本とお楽しみが続きます♪
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ベルリンに来て初めて演劇を見に行ってきたよ。
途中、ここか?!と思ったらここは戦時中の防空ごうだったらしい。
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こうやって普通に残ってるんだよね~ 知らないと通り過ぎちゃう。
だから勉強は必要。さてこの防空ごうについても調べなくては。。

もとい、ベルリンは演劇も盛んなんだけど、どうしてもオペラ・バレエに
足が向いてしまって、後回しになっておりました。演劇ってシンプルなんだよね。
生のオーケストラもいないし、アリアもないし、衣装も・・・(作品によるけど)。
で、とにかく!もろ『ドイツ語勝負』なわけですよ~
いーち、抜けた~~~~っ!!ヾ(≧▼≦*)

って抜けちゃだめ、だめ。ここでへこたれてはなりませぬ。
旦那さんのアドバイスに基づき、今回は数日前から日本語で脚本(文庫本で
出てるやつ)を読んで本番に望みましたっー!
見たのはロシアを代表する劇作家・チェーホフの「ワーニャおじさん」。
(@Deutsches Theater)

かわいいタイトルでしょ?
てっきり、おじさんと子供たちのほのぼの日記だと思っちゃったY(ワイ)。
しかしこれがまた人生の絶望、苦悩、生きることは辛いねえって話。
(イライラするほどやったら悲観的なの、このおじさんたち。”たち”ってことは
一人じゃないのよね。)でもそれでも生きていきましょう、死ぬこともできないなら
生きるしかないでしょう、でも大丈夫、きっと希望があるから、って話。

でも人間、誰しもこういう憂いの部分は持っていると思う。
人生とか苦悩とか言っちゃうとすごく重いけど、辛いことがあったり、なんか悪い方にしか
考えられなかったり、虚無感を感じたり、人生や人の気持ちってのは喜びと楽しさだけでは
ないもんね。この作品はそういう”不”の部分にスポットライトが当たってるの。
でもそこで一緒にこちらまで落ちてしまうというよりは、「誰しもこういうことってあるよね」的な
共感があったり、ここまで落ちてる人たち見るとこっちも”しっかりしてよ!”って言いたくなるし、
言うからには自分も前を向いて歩こう!って気になる・・・と、なんだこれって新しい
自分激励物語か?!(笑)

劇はこの脚本に忠実に進むし、途中、文庫本を片手にセリフを確認しながら
見れたのでなんとかついていけた!(でも本ないとかなり厳しい。)
でも3時間は長かった。だいぶエネルギー使いました。
セリフも長いし、俳優さんたちもすごいもんだなあと関心。
主役級の女性が妊婦さんで、すごいおっきなおなかで演じてたのも印象的だった!

実はこの日はほぼ満席で、開演ギリギリでやっと最後のチケットを買えたの。
演劇もほんと人気があるのね。。。全体的にどの世代も来てる感じだったけど、
高校生?大学生みたいな若い人がたくさん見に来ていたよ!
私もまだヤングだからまた見に行かないとね!!(えっ?)
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     ようやく暗くなった23時。このシアターはオペラ座に引けをとらない、豪華で素敵なところでした
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by miho-berlin | 2010-06-18 07:22 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇
外出たとき、なーんか物足りないと思ったら、気温がマイナスじゃないし~
でも暖かいのはやっぱり嬉しい。雪も結構溶けて地面も見えてきた。滑り止め防止に
まかれた砂利だけがそこに。。。きっとこのまま春に突入ね!
って、まだ騙されないぞ~。

さて、バタバタしているうちに、ちゃっかり満喫しちゃったベルリナーレ・・・終わりました。
終わったけど、見た映画のことはちょっとずつ書き続けます(笑)

キャタピラー」 若松孝二監督。コンペ部門。
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昨年から憧れていた映画祭メイン会場のベルリナーレパラスト。真っ赤なじゅうたんがひかれ、
一際華々しいこの会場ではコンペ部門の映画を上映しています。

「キャタピラー」もコンペ部門の作品で、今回やっとここで見れました!
(ちなみに「ゴールデンスランバー」はパノラマ部門でした。→コンペ部門からは外れたものの優れた作品部門、デス) 
いざ!私たちも赤じゅうたん歩いて・・・スター気分!ってのは嘘で、カメラ(スターをいち早くキャッチしようとスタンバっている)を意識&緊張してさささっと歩いて終わりました。ただの自意識過剰の小心者・笑
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上映の前に本物のスター☆若松監督と主演の大西信満さんが赤じゅうたんを歩いて登場。
(この頃私たちは既に席に着いてますが、スクリーンで、さっきのカメラ↑の映像が中継されて
ます)それぞれの写真にサインをして、おふたりも席へ。
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日本でも今年の夏に公開予定の模様。真っ白なまま見に行きたい方は
 下記ご覧になるのはご遠慮ください
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内容ですけどね・・・
戦争から四肢を失って帰って来た夫とそれを迎えた妻の話です。
まあすごかったですよ。始まって数分もしないうちに「キタ・・・・」って感じ。
若松監督が上映後のひとことで「この寒い中、この時間にこんな映画を見に来てくださって
ありがとうございます」みたいなことおっしゃってましたけど・・・
ほんとそうですよ(笑)極寒のベルリンで、夜10時半から見る戦争が題材の映画。
戦争の悲惨さ、悲しさ、辛辣さ、そして虚しさみたいの・・・刺激、強すぎ。
ただ大西さんと寺島さんの演技はすごかったです。
寺島さん、主演女優賞を受賞されましたけどほんと迫真の演技でした。
「銀熊」って聞いたとき、”ああ取ったんだ~”って思った。

小中学生のときに見聞きした戦争の残酷さとはまた別の残酷さみたいなのを見た感じ。
大人が見る戦争映画というかなんというか・・・重いです。強烈だし。正直、あんまり好きな
タイプの映画じゃない。でも一年に一回ぐらい戒めっていう意味で・・・そして自分の中でまた
ひとつ何かを考えるきっかけにはなったという意味では良かったと思います。
「見なきゃ良かった」とか「見なくても良かった」とかは思わなかったな。
しかし救われないですけどね。ただ、突き詰めるに戦争だけじゃない部分もあると思う。
題材は戦争でもちろんそれが背景だけど、「夫婦」とか、「生きていくことについて」
「背負うこと」「支えることとは・・・」みたいなことも考えさせられたかな。
映画ひとつにもいろんな見方があると思うし、人それぞれだと思うけど、外国の人は
どう見たんだろう。日本の戦争のこととか。

で、これコンペなので(?かわからないけど)上映後はおふたりが一言ずつ
ご挨拶されて終わりました。質疑応答でもあれば、ちょっと映画の世界から分離されて
現実の世界に戻れたんだろうけど・・・・どどどどよおおんんって感じで帰りました。^^;
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by miho-berlin | 2010-02-24 07:22 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇
ゴールデンスランバー」 中村義洋監督。パノラマ部門。

日本でも公開中の模様。これから見に行く予定の方で、真っ白なまま見に行きたい方は
 下記ご覧になるのはご遠慮ください
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ベルリナーレで見た映画のことをせっせと書いていこうと思います。(順不同)

内容わからないけど、旦那さんは竹内結子さん見たさに、私は堺雅人さん見たさ
(もちろんできれば生で)に選んだ(笑)この作品。

ある男が首相殺しの罪(濡れ衣)で警察に追われ、逃げる!捕まる?どうする?!
大学時代の仲間。信頼され、信頼する人たち。一番大切なものは?
キーワードは「イメージ」。イメージと事実は必ずしも一致しない・・・んだよね。
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                 アレックスの映画館。席も広くて見やすいと思う。

あとから全体的に見渡すと構成がよくまとまってるなあと思いました。
ってえらそーにすみません。
今のシーンと回想シーンが行ったり来たり、でも何かどこかでつながってるのが
おもしろくって、よくできているなあと思った。ハラハラしながらも心が温かくなる場面あり、
ちょっと笑えるところもあり。でも最後は私にはきつかった。
切なく悲しい、あ~ これはそういうことだったのか・・・仕方ないか・・・いや仕方なくないだろう、
なんで?!どうして?で、結局そもそも何が?と消化できぬ気持ちが。
多分この話はそれでいいんだろう。というかこういうものなんだと思う。
でも私てきに・・・スッキリクリアでちょーハッピーなのが好きだから~~^^;
でもなんだかな~ おもしろかったかな、やっぱり。見渡すと。でもさ~~・・・ってのが
延々続きそうなので、終わり。

個人的には歌が一時期よく聴いてた斉藤和義さんだったのは良かった。

で、ミーハー夫婦の前に残念ながらおふたりとも登場せず。
監督も登場せず、見終わったらそのまま終わりました。
つーか、堺さん、ベルリンに来てたし!ってか今もいるっぽいし!!ステージに登場の回
をことごとく外してしまいましたから~~~~~ ざんねーーーーーーーーーーん!!!
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by miho-berlin | 2010-02-19 21:36 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇
第60回、ハッピーバースデ~♪のベルリナーレが始まりました。
去年は来て数ヶ月だったからなんとなく浮き足立ってイベント自体にウキウキしてたけど
今年はガッツリ楽しんじゃうぞー!
   ※ 昨年、はじめてのベルリナーレで見たのはこちら。
     右浮き足で見た「精神
     左浮き足で見た「ぐるりのこと

映画は各部門に分かれていて、街の映画館や劇場などで朝から晩まで上映されています。
チケットはインターネットや、残っている場合は直前に映画館窓口など買うっていう手も
あるけど、だいたいは特設窓口に足を運び、予め購入しておく人が多い。その特設窓口の
代表が、ポツダム広場の中にあるアルカーデン(ショッピングセンター)内。
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e0149604_22592179.jpgボックスの前でも後ろでも行列ができています。1時間、2時間待つのはよく聞く話。今年は日本映画も多いし、私たちも並んでみた!待っている間に、手元のプログラムで見たい映画を再チェック。同時に、前方にあるテレビ画面で、チケットの売れ行きを調べます。大して興味もなかったタイトルに赤マーク(売り切れ)が付いてると惹かれてしまったりして^^;あーだこーだと旦那さんと映画ミニ会議をしているうちに、30分ぐらいでKasseのお姉さんに会えました。「何日の・・・何時からの・・・どこの場所の・・・映画のタイトルは・・・」な~んて言ってちゃだーめだーめ!10日間で392作品、おねーさん探すのも大変。てなわけで各映画には6桁の番号が当ててあるので、その番号を伝えると早い。


e0149604_22593094.jpgチケット売り場にあったプログラム拡大版。部門ごとに各会場での上映予定がびっしり。どこの国からの出品で何語の字幕がつく・・・など載っています。普通、みんなが持っているのはこれが薄い冊子になっているもので、マルをつけたり、線を引いたりしてチェックします。
映画の感想はまたアップします!v( ̄∇ ̄)v
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by miho-berlin | 2010-02-16 01:23 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇

ぐるりのこと。

ぐるりのこと。ってこれ映画のタイトルですが、これを聞いて、“くるり”(バンド)を
思い出してしまった私はまだ日本の歌謡界に未練があるらしい。

というわけで、ベルリナーレ。終われば早いもの。
話題としては既にもう古い気もするけど、ベルリナーレ
予定の目処立てらなくてチケット買えず&当日1時間前に並ぶ気力なく、
今年はもう終了~!と思ってたら友達が一緒に行く予定だった人がだめになって
しまったとのことで、急遽一枚手元に届きました。
はい、行きます!(o ̄∀ ̄)ノ”どうも今回は映画を観るチャンスに恵まれたよう。
あーざーーっす!<(_ _*)> 最終日にアレックス広場の映画館へ駆け込む。
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主人公は木村多江さんととリリー・フランキーさんが演じる夫婦。
一言で言えば精神的に参ってしまった妻を夫が支え、そして夫婦で生きていくという話。
人間、本当に苦しいときに、支えてくれる人がいたり、没頭できるもの(好きなこと)が
あるとやはり救われるものだなあと思う。
個人的に「精神」(この映画→はじめてのベルリナーレ)を見ていたことも手伝って、
妻の心が病んでしまって、そこにスポットライトが当たるかのように思えたけど、
今回の映画ではそれを支えた夫の方になんだか支えることの大切さや難しさや
忍耐みたいなのを強く感じた。
夫婦のさや暖かさ。「大事なものがあるうちは大事にしろよ」。

ところで、その夫は法廷画家の仕事をしているのだが、そこで裁判の様子がいくつも
出てきた。(90年代に実際に日本で起った事件・犯罪。)
夫は絵を描きながら見る、、、既に心が壊れてしまった人や、人の死(死刑)を望む人、
淡々とばっさりと判決を下す人。色で言えば黒、とか白、とかコントラストが
はっきり決まってしまっているかのように思える。
一方、その裁判所から帰ると、自身の心と葛藤する妻が白とも黒とも言えぬ
状態でもがいている。ちゃんとしたいけど、ちゃんとできない、「わからない」グレーの
部分で葛藤を続けている。このグレーの場において、苦しみ、狂いそうになり、
でもそこから抜け出すか、または落ちていくか・・・そのときの心の微妙な揺れや迷い、
そして辛さ。目に見えない、得体の知れない“心”を持つ人間が抱えうる試練の
ようにも思える。

この妻はそのグレーの部分から抜け出した。
そのときに見える、鮮やかな色。(実際、妻も絵の勉強をしていて、おそらくは
心を整理しながらお寺の天井に絵を描いた。そういえば完成したその絵は
いろんな花の絵、いろんな色、とても鮮やかで美しい色で描かれていた。)
人にはいろんな人がいて、いろんな人生や気持ちがあるのだと思った。
それぞれ全てが人の人生、生き方、個人、夫婦、家族。
All around us。ぐるりのこと。

ちなみにこの映画には名俳優さんたちがいっぱい出ててちょっと嬉しかった。
倍賞美津子さんに、榎本明さん、温水さ~ん、見た時はなんかホッとした(笑)
斉藤洋介さん、相変わらずスマスマ出てるかな・・・とか、おっ、きむ兄じゃ~ん!に、
寺島さん(「バラのない花屋」のマスター!)、八嶋さん見るとやっぱり「へえ~」を
思い出したけど。
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かくしてベルリナーレは幕を閉じました。↑今回、メイン会場では映画を見る機会が
なかったけど、今度ここで見てみたいです。
まずはカメラのフラッシュに押されながら、赤じゅうたんを歩く練習をしなければ。(ん?)
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by miho-berlin | 2009-02-18 07:48 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇

ベルリナーレ“その他”

前もって映画チケットを買う時はここに来ます。ポツダム広場のARKADEN。
ショッピングセンターです。食べるものから身に着けるものまで、
ひととおりのお店が入ってます。ここにできる行列が2月の風物詩なんだとか。
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で、街を歩いてるとベルリナーレのオリジナルカバンを提げている人をよく見かけます。
最初見た時は、みんなカバンまで変えちゃって~ヾ( ̄∀ ̄*) 本当にベルリナーレを
楽しんでるのね(なんだかディズニーランドでミニーの耳カチューシャを
付けてるみたい~o(*^▽^*)oわっくわく!←私、やりがち。笑)と、
思っていたのですが、どうもこれを持っている人は映画関係者が多いみたいです。
きっと配られるのでしょう。でも一般の人も買えます。
たまに、今年(写真奥)のではなくて昨年(写真手前)または一昨年バージョンの
カバンもみかけます。去年はこんなデザインだったんだ~ね。d(゚ー゚*)
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どーでもいいけど、昨日から雪がちらついてます。もう雪はパス~~(>< )( ><)
丁重にお断りさせて頂きたい気分です。
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by miho-berlin | 2009-02-13 06:32 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇

はじめてのベルリナーレ

ディカプリオ、早速新聞に!(久しぶりに見たらタイタニックの時と変わったね・・・)
ちょっと期待してポツダム広場に行ったのに、、、コンツェルトハウスにいたとは。
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昨日、映画を観てきました。
ベルリナーレは普通、映画上映の3日前からチケットが売り出されるので、
事前にお目当ての映画チケットを買いに行くのですが、当日でも上映1時間前に
映画館に行けば、チケットが残ってたら買えます。

先週は前もってプログラムを調べ、前もってチケットを買いに行く余裕がなく・・・、
でも「精神」という日本映画が評判がいいらしい・・・、気になる・・・、釜山やドバイの
映画祭で何やら賞を受賞しているらしい・・・もっと気になる・・・前売りチケットが
完売らしい・・・余計気になる・・・しかも明日で公開終わりらしい・・・更に気になる・・・
と前夜(日曜)に思う。
当日(昨日。月曜。)になり、用事が済んで時計を見ると上映まで1時間切っている。
う~む・・・8割方諦めて映画館に行ってみる。
・・・しかしまあ行ってみるもんですな~~~。普通に買えた。よっしゃ~
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もとい映画のタイトルは「精神」(日本映画。想田和弘監督。英語字幕付き)。
ドキュメンタリー映画です。
映画館に入ってみると、やはり日本人の姿もあるものの、それ以外の人も
たくさん来ていて満席。日本の映画をこんなに多くの人が見にきたのだと
少し誇らしい(なぜか私が・笑)感じもしました。

舞台は岡山にある小さな民家の病院。
精神を患った多くの方たちが、赤裸々に語る映画。
過去の傷、今の自分への疑問、辛い体験、逆に栄光ありき過去、未来に抱える
大きな不安、処方される大量の薬、孤独、幻聴、過労、心や頭に潜むもう一人の
自分、、、または別の人間・・・。
その世界に斧をふりかざすかのようなホームヘルパーの現実、医療制度の改正、
個人にかかる負担、経営の問題。
決して軽いテーマではありません。
でもそれは今の日本が抱える重大且つ深刻な問題のひとつであり、
そして、心の問題に至っては、日本人だろうがドイツ人だろうが、
決して遠いものではない紙一重の事実。

2時間15分の上映時間の間に、途中で出て行く人もそこそこいましたが
(この映画に限らず、こちらではこういうことは多いみたいですが)、
日本のでこの映画を見て、精神病についてというよりは
日本や日本人のことをあれこれと考えました。
社会とか、経済とか、政治とか、環境とか、文化とか。

映画が終わると、想田監督が登場し、質疑応答の時間がありました。
監督自身も以前に精神的に参ってしまったことがあり、それがきっかけで
このドキュメントを撮ることにしたのだとか。印象的だったのは当初、このドキュメントを
テレビ番組で撮ろうと思っていたが、日本だと患者さんの顔にモザイクがかかってしまう、
なので映画で撮ったのだと。。。監督のいろんな方やものに対する思いというか、
真剣さが何か強く感じられた気がしました。
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この映画は日本でも6月に公開予定だそうです。

ちなみに日本の映画はこれを含め、今回7作上映されています。
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by miho-berlin | 2009-02-11 07:54 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇

もう旅行者ではない、寝ても覚めてもここはベルリン、毎日ベルリン!品川OLが結婚を機に2008年渡独。縁もゆかりもなかったこの街で奮闘する主婦&新米ママのベルリン生活。


by miho-berlin