ドイツのお犬さま

以前、友達と話をしていて「今度、学校行くんだよねえ」「え、どこの学校?」と話している
うちに何かヘンだなーと思ったら「あ、学校行くのは私じゃなくて犬がね!!」
「犬かっ!!笑」ってことがありました。
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ベルリンの街を歩いているとわんちゃんに遭遇することが多いです。

電車に乗ってきたり、レストランやカフェに入ってきて、のしっとすっかり座っています。
私は以前、犬を飼ってたので、今は亡き愛犬に姿を重ねて犬を見るたびに
「あら、おりこうさんねえ(*´∀`)」」「もうちょっと待ってるんだよ(>。<)」ちょっとかわからないけど
と話しかけてしまいます。しかしベルリンはまあ、話しかけることが多いこと、多いこと!!
それだけ人とのつながりが深いわんちゃんたちなのです。
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でもベルリンのわんちゃんは本当におりこうさんですよー(*´ー`*)。
一番びっくりしたのはリードをつけてないことです。初めて見たときは野良犬かと
思ったぐらい。でもよく見ると遠くに飼い主が歩いているんです。
わんちゃんたちは主よりも先に歩いた場合、ある程度距離があくとちゃんと
後ろを振り返って飼い主が来るのを待っているのです。
(リードなしだとコントロールできない子たちや、リード義務の場所ではもちろんリードをつけます)
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電車などでもめったに吠えません。カフェでも美味しそう~なご主人様のご飯が来たって、
きちんとお食事が終わるのをお座りして待っています。
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もちろん飲食店の中には中に入るのを禁止しているところもあります。
スーパーや日本食屋さんなどもそうですが、特に生ものを扱うところでは外で待機させます。
これがまたちゃんと待っているんですよ・・・冬なんかぶるぶる震えながら
ご主人を待っててねェ~~<(T◇T)>。←感情移入しすぎ・笑
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たまに電車で吠えるときがありますが、その時はめちゃめちゃ怒られています。
それを見ると私の方が犬よりもしょぼんとしてしまいます(*´・・`*)(爆)
でも犬の飼い主には規せられたルールがあります。公共機関では特に敏感になるでしょう。

でもこうしてルールをきちんと守っていることによって、犬がいてもまわりのお客さんも
安心して普通に電車に乗っているのです。

友達に聞いたら、お散歩も本当は時間が決まっていて一日3時間とかなんとか、
飼い主も放ったらかしにせずきちんとコミュニケーションを取る、など決まりごとがあるそうです。
こういうのを怠ると虐待になっちゃうのだそう。躾をしっかりするために犬の学校もあります。

そして犬を飼うには税金を払う義務があります。その名も犬税(Hundesteuer)。
州によって違うので一概には言えませんが、例えばベルリンでは一匹/頭につき、
年間120ユーロ(2匹/頭からは一匹につき180ユーロ)。なのでむやみやたらに犬を飼えません。
でもそうすることで犬の数を管理したり、無責任に飼われる犬を減らしたり、飼い主にも
責任感が出るのだとか。

またどうしても手放さなくなった犬たち(犬以外のペットも)はティアハイムというところに
預けられますがわんちゃんたちは殺されずに、飼い主が見つかるまでいられるのだそうです。
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カフェで作業中、足元にワンちゃんが紛れ込んできました。「なんかモゾモゾすると思ったよー」と旦那さん・笑。犬も人に慣れています

ちなみに犬よりも猫のほうがペットの数としては多いようです。(でも猫税はないらしい。)
犬と違って、猫ちゃんは家の中で飼われているのがほとんどなので、街の中ではあまり会うことは
ありません。あと寒いのもあるのかな?スペインなどに行って、お外でゴロンとひなたぼっこしてる
猫ちゃんたちに会うと「いたーーー(゚∀゚)ー!!」とちょっと嬉しいです。

ルールがあって、きちんとルールを守る、責任を持つ、命を大切にする。
当たり前のことだけど、犬を飼う方も、飼わない方もその決まりごとのラインに乗りながら
それぞれを受け入れているドイツの姿勢ってなかなかかっこいいなと思うお犬事情でした。
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by miho-berlin | 2013-02-04 07:10 | ここはドイツ!生活・文化

もう旅行者ではない、寝ても覚めてもここはベルリン、毎日ベルリン!品川OLが結婚を機に2008年渡独。縁もゆかりもなかったこの街で奮闘する主婦&新米ママのベルリン生活。


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