バイロイト音楽祭に行ってきました!③ワーグナーに癒される

前回の続き:
ワーグナーに試される(祝祭劇場にたどり着くまで)
ワーグナーに魅せられる(憧れの祝祭劇場にて)

バイロイト音楽祭では、各幕の間の休憩時間がなんと一時間もあるのです。
たいてい15分とか20分、長くても30分程度です。
どれだけ暇な一時間だろう、、、そう思っていたのは間違いでした!
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まずちょっと緊張しながら見た一幕が終わり、最初の休憩。
Mおばさんとミヒャエラさん(Mおばさんのベルリンのご近所さん。別荘にも一緒に
泊まりました)と劇場の隣にあるカフェへ。
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カフェには小腹を満たしてくれるようなバゲットや、デザート類も豊富です。
私たちも甘いものを頂きながら、早速、一幕についての感想を話したり、バイロイトに
まつわる噂話なんかをしました(笑)

少しずつ劇場の雰囲気にも慣れた2幕が終わってから、2回目の休憩。
前々からMおばさんに聞いていてやってみたいことがありました。それは郵便局に行くこと。
その前にまず劇場のサイドにある小さな売店(下記写真の黄色いところ)でポストカードを購入。
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※バイロイトの街並みや劇場の外観など、いわゆる観光系のカードはどこにでも売っていますが、
その年のプログラム(上演中のもの)を撮影したカードが売っているのは、ここだけです。

そして劇場隣(カフェとは反対側)にある郵便局へ。ここからカードを出すと劇場オリジナルの
消印を押してくれるのだそうです。(バイロイトの街中だと通常の消印です)
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記念に一枚、自分の家に出してみることに。時間に余裕があれば家族や友人にも出せますね。
そこに設置されているポストに投函しても消印は押してもらえるようでしたが、せっかくなので、
と直接窓口に並んだところ、おじさんが目の前でスタンプを押してくれました。
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家に帰って2,3日後には届きました。この記事の下から2番目の写真(縦)がこのカードの表です

劇場は小高い丘の上に建っており、まわりは緑が豊富なところです。
散歩ができるようになっています。散歩できる範囲も結構広く、ハガキを買って、お手洗いに行って・・
なんてしてると、あっというまにファンファーレ隊の時間がやってきます。
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一時間も間があくと疲れそう、なんて思ってたけど、緑に囲まれながらの散策はかえって気分が
リフレッシュされ、次の幕への集中力が高まるようでした。(もしやこれもワーグナーの作戦か?!笑)
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それにしても外に出るとやはりまわりの人が何を着ているかに自然に目がいきます。
wikiに記載あった「休憩は衣装披露の場」というのもあながち間違ってはいないかもしれません。

衣装と言えば毎年来ているメルケル首相、今年着ていたドレスが4年前と同じだったとかで
新聞に取り上げられていました。”ドレスをリサイクル”だとか”堅実さを身を以て表す”とか。
なんかちょっと失礼ね・・・って思っちゃいました。別にいいじゃん、、、同じでも。
メルケルさんは首相になる前からバイロイトを訪れていて、毎年、公的に、プラス、
プライベートでも来てるんだそうです。このペースだと衣装の数は相当なはず。

OL時代に、着まわし術必須だった私はなんだか同情の念を持ってしまいました。
(って、会社とバイロイトじゃ全然違うけど!)もちろん注目される立場ではあるので、
格好もそれなりに考えなくてはいけないと思うけど、やっぱり女って大変よね。。。
と言いながらも、バイロイトから帰ってからデパートなどで素敵な、ちょっと派手目な
ドレスを見ると「いいな~。。これだったらバイロイトで着れるな」って思うようになってしまったり(笑)

あ、こんな衣装や雰囲気のこと書いていると、さぞかしお高いチケットなんでしょうと思われる
かもしれませんが、私たちが今回座ったチケットの値段、ランチ一回分ぐらい(食後のコーヒーも付けられそう)
なんですよ(^^;もちろん高い席もありますが、庶民にも優しい音楽祭なのです。。
ちょっと意外。ま、当たりさえすれば、ですが。
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タンホイザー3幕シーン2。劇場サイドの売店でのみ買えるハガキです。

3幕に入るころはすっかり劇場の雰囲気に溶け込み、普段オペラを見るような感覚で舞台を見れました。

オペラを見た後は満足感でいっぱい。でもお腹は減る、、ってことで(笑)皆で丘の上の
レストランにディナーに行きました。そこでMおばさんの義妹さん・Rさんと合流。

実はRさんはこの祝祭劇場で裏方さんとして働いており、私たちが見た「タンホイザー」上演中も
裏でお仕事していたのです。
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劇場を横から見た図(舞台の裏)。Rさんが普段お仕事している部屋や楽屋などがあり、日中は発声練習が聴こえてきました。

MおばさんからRさんに引き継ぎが行われ(笑)主人と私は大変お世話になったMおばさんに
一旦チュース!、その日からはRさんのおうちに宿泊させていただきました。
Rさんのおうちはまさにこのバイロイト。劇場から車で10分足らずのところにあるのです。
翌日はこの劇場の下に広がるバイロイトの街を観光します。
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by miho-berlin | 2012-11-13 05:49 | あふれる音楽♪オペラ♪バレエ♪

もう旅行者ではない、寝ても覚めてもここはベルリン、毎日ベルリン!品川OLが結婚を機に2008年渡独。縁もゆかりもなかったこの街で奮闘する主婦&新米ママのベルリン生活。


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