バイロイト音楽祭に行ってきました!①ワーグナーに試される

バイロイト音楽祭はバイロイト(ドイツ・バイエルン州)という街にある
フェストシュピールハウス(祝祭劇場)で行われる音楽祭です。
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丘の上にある緑あふれる祝祭劇場。デザインは同じだが花の色はその時々のよう。紫色でワーグナーのWの文字が。

ワーグナーが創設したもので、今もワーグナー家により代々総監督が
引き継がれており(ちなみに現在の総監督はワーグナーのひ孫にあたる)
毎年夏の開催期間中、ひたすら、、そうひたすら彼のオペラが上演されています。

ワーグナーのオペラというとまあ長くて見るのも大変、という印象だけど、
熱狂ファン(ワグネリアン。ドイツ語ではワグネリアーナー)が多いですね。
メルケル首相もそうだし、日本だと宮崎駿さんなどもそうだとか。

さて、そんな音楽祭に。。。ななななんと今年の夏、デビューしてしまいましたΣ(゚□゚(゚□゚*)!!

「バイロイト(音楽祭)に行ってきたよー!」と言うと「えー!チケットはどうしたの?」と
聞かれることが多いです。バイロイト音楽祭はそれだけチケットの入手が難しいものだと
知られていることを示しているように思います。

チケット入手は基本的にフェストシュピールハウスの事務所に申込書を送ることから始ります。
申込書には希望の日と演目、席のカテゴリーを第2希望まで書きます。ひとり2枚まで。

しかーし!申し込んだらすぐ買えるというわけではないんです。世界中のワグネリアン、
オペラファン憧れの音楽祭。ライバル多過ぎです!!

チケット入手となれば事務所からお手紙が届くそうですが(ダメな時はお返事なし)
まず1年目に当たることはほぼないそう。
1年目がだめでもくじけずに2年目も申し込みます。
2年目に当たらなくてもふてくされず3年目。
3年目だめでも逆切れせずに4年目・・・
そうして5年、6年・・・長いと10年待たされるというお話もあるぐらいです。
なんだかワーグナーに「本当に聴く気があるのか?」とその情熱を試されているよう。

申し込みは毎年必ず忘れずに、一年でも抜けるのは良くないとのこと。
引っ越した場合は「引っ越したので、新しい住所に申込書を送ってください」と申し出ること。
そうやって積み重ねた何年か(だいたい4~6年ぐらい?*)でようやくチケットを
手にすることができるらしい。
いや~~~ なんてこったいな~~~\( ̄□ ̄)/!!なシステムでしょう。。。
今の時分、手紙で申し込みを行い、ひたすら待つなんて古風ですよねえ。
♪待つわ~~、の世界ですよ。。。

*ですが近道はあります。高いお金を出して旅行会社に申し込んだり、
ワーグナー協会に入ったりと。ちなみに意外にも?!オンラインでも買えるらしい。

今回、これらの行程を失礼し(主人は以前から申込書を送っていましたが)
主人と私が今回行けたのは他でもないMおばさんのおかげです。
(Mおばさんを訪ねて・・・「南ドイツホームステイの旅」)
Mおばさんの別荘にホームステイに行ったのもこれが大きな目的のひとつだったのです。
(別荘からバイロイトまでは車で30分くらい)

Mおばさんはワグネリアンで12歳の頃からバイロイトに通ってるツワモノ。
バイロイトに毎年行っていることはお話を聞いたり、ハガキをもらったりして知って
いましたが、今回私たちにもその素敵な時間をわけて下さったのでした。

初ワーグナー作品として「ニュルンベルクのマイスタージンガー」、そして昨年「リング」を
見てから(「リング」の時の様子は「オペラの夜」)ワーグナー面白いな、と思い
「そのうちハマってバイロイトに行っちゃうかもね~(´艸`)」なんて冗談半分で思いつつも、
そういったチケットの問題やワグネリアンの聖地であるところに私にはやはり世界が
違うところのように思っていました。

そこへきて降ってわいてきたような「バイロイト詣」のお話。
わくわく、というよりとても緊張してしまいました^^;。
憧れのバイロイトはどんなところだったのでしょう。。
ワーグナーは私たちを受け入れてくれるのか?!笑 ~つづく(開場前と一幕)
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広い駐車場に車を止め、劇場に向かう観客たち
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by miho-berlin | 2012-11-04 02:27 | あふれる音楽♪オペラ♪バレエ♪

もう旅行者ではない、寝ても覚めてもここはベルリン、毎日ベルリン!品川OLが結婚を機に2008年渡独。縁もゆかりもなかったこの街で奮闘する主婦&新米ママのベルリン生活。


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