オペラの夜(2)

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ドイチェオーパーの横の道に”ワーグナー通り”。

前回のつづき>

さて、いよいよ1日目 <序夜> 「ラインの黄金」。

こんな長いオペラ、見る人いるのかよ~~~~?って思うんだけどいるんだ、これが。
ってかむしろ満席、みたいな。

ありがたいことに席はとっても良い席で、ほぼ真ん中の位置から全体がまるまる
全部見渡せるところだった。私の場合、良い席が一番高いA席とは限らない。前に座っている
人の頭で舞台が消えちゃうなんて事が一番怖い。残念ながらたまにあるけど。

1日目は19:30から。休憩なしで一気に2時間40分駆け抜ける。

上演はドイツ語で、ドイツ語の字幕がつく。
日本のミュージカルでも時々何言ってるかわからないけど、ドイツ語でももちろん同じで、
聞いてるだけではハッキリ言って何言ってるかわからない。そこで、舞台の上に出る
字幕を目で追いながら見ることになる。
とはいえ自分のドイツ語力不足の上、古語みたいなドイツ語なので、意味不明なことがかなり多い。
でも予め覚えているストーリーや登場人物と、自分でわかる単語や推測してわかってきた単語を
拾いながら見ていくと、お話自体はわりとよく理解できた(気がする。少なくなとも誰が何やってるのか
さっぱりわからない状態が延々続く、、、という状態にはならなかった)。

最初は緊張して固まってイスに座っていたけど、だんだん足をくんだり、おしりをもぞもぞしたり、
左の人のほうに傾いてみたり(笑)一人当たり何十センチ、と与えられた世界の中で
快適な姿勢を探し続けていく。

途中やはりドイツ語が全くわからない時間が続くと、集中力が途端に切れて10分ぐらいは
ウトウトした。(といっても暗くて時計が見れないので正確な時間はわからないけど。)
しかしそれぐらいで済んだのもやはりストーリー、演出、舞台装置がすごく興味深くて
面白かったから。特に舞台装置というのか?それはもうすごいダイナミックでディズニーランドに
いるみたい(?)だった。とにかく初めてみた私には衝撃的だったしワクワクした。
もちろん音楽も素晴らしかった。

寝ている人が多いのかと思いきや、明らかにそういう人は今回(4日間を通して)見なかった気がする。
みんなそれぞれどこかで眠い部分があった人もいると思うけど、両隣、前の人を見ても
最初から最後まで一心に見ている、という印象を受けた。いや~ そういうのを見ちゃうとねえ・・・
寝られんばい。こうして皆々様のおかげで頭カックン、を免れたのでした。

ただ、前述のとおりドイツ語が全くわからない時と、そしてやりとりが長い時、
過去のあらすじをもう一回話しているときは、正直うんざりする部分はあったけど。
(あらすじをもう一度、というのは友達の話によると、前回見てない人のためにそれまでのお話を
説明してるらしいのよね。なるほど、、つまりドラマ”渡る世間は鬼ばかり”(笑)みたいに、
前回見逃したとしても、長セリフを聞いてるうちにお話が全部わかっちゃう~という仕組み。
って渡鬼見てました?私は小さいころから見てましたが。笑!!)

・・・というわけであらすじをもう一度繰り返してくれるのは、それはたとえ作品の素晴らしさや
ワーグナーの心配りだとしても、”もう、知ってるよ!次、つぎー!”と言いたくなったりもした、
せっかちな私なのでした。。

とはいえ気合、気力十分だった1日目。なかなか充実感のあるオペラな夜でありました。
うん、この調子だったら4日間イケるか・な~~。。。

=第二日に続く=
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by miho-berlin | 2011-10-08 07:00 | あふれる音楽♪オペラ♪バレエ♪

もう旅行者ではない、寝ても覚めてもここはベルリン、毎日ベルリン!品川OLが結婚を機に2008年渡独。縁もゆかりもなかったこの街で奮闘する主婦&新米ママのベルリン生活。


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