銀熊取ったどー!「キャタピラー」@Berlinale Palast 22:30

外出たとき、なーんか物足りないと思ったら、気温がマイナスじゃないし~
でも暖かいのはやっぱり嬉しい。雪も結構溶けて地面も見えてきた。滑り止め防止に
まかれた砂利だけがそこに。。。きっとこのまま春に突入ね!
って、まだ騙されないぞ~。

さて、バタバタしているうちに、ちゃっかり満喫しちゃったベルリナーレ・・・終わりました。
終わったけど、見た映画のことはちょっとずつ書き続けます(笑)

キャタピラー」 若松孝二監督。コンペ部門。
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昨年から憧れていた映画祭メイン会場のベルリナーレパラスト。真っ赤なじゅうたんがひかれ、
一際華々しいこの会場ではコンペ部門の映画を上映しています。

「キャタピラー」もコンペ部門の作品で、今回やっとここで見れました!
(ちなみに「ゴールデンスランバー」はパノラマ部門でした。→コンペ部門からは外れたものの優れた作品部門、デス) 
いざ!私たちも赤じゅうたん歩いて・・・スター気分!ってのは嘘で、カメラ(スターをいち早くキャッチしようとスタンバっている)を意識&緊張してさささっと歩いて終わりました。ただの自意識過剰の小心者・笑
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上映の前に本物のスター☆若松監督と主演の大西信満さんが赤じゅうたんを歩いて登場。
(この頃私たちは既に席に着いてますが、スクリーンで、さっきのカメラ↑の映像が中継されて
ます)それぞれの写真にサインをして、おふたりも席へ。
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日本でも今年の夏に公開予定の模様。真っ白なまま見に行きたい方は
 下記ご覧になるのはご遠慮ください
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内容ですけどね・・・
戦争から四肢を失って帰って来た夫とそれを迎えた妻の話です。
まあすごかったですよ。始まって数分もしないうちに「キタ・・・・」って感じ。
若松監督が上映後のひとことで「この寒い中、この時間にこんな映画を見に来てくださって
ありがとうございます」みたいなことおっしゃってましたけど・・・
ほんとそうですよ(笑)極寒のベルリンで、夜10時半から見る戦争が題材の映画。
戦争の悲惨さ、悲しさ、辛辣さ、そして虚しさみたいの・・・刺激、強すぎ。
ただ大西さんと寺島さんの演技はすごかったです。
寺島さん、主演女優賞を受賞されましたけどほんと迫真の演技でした。
「銀熊」って聞いたとき、”ああ取ったんだ~”って思った。

小中学生のときに見聞きした戦争の残酷さとはまた別の残酷さみたいなのを見た感じ。
大人が見る戦争映画というかなんというか・・・重いです。強烈だし。正直、あんまり好きな
タイプの映画じゃない。でも一年に一回ぐらい戒めっていう意味で・・・そして自分の中でまた
ひとつ何かを考えるきっかけにはなったという意味では良かったと思います。
「見なきゃ良かった」とか「見なくても良かった」とかは思わなかったな。
しかし救われないですけどね。ただ、突き詰めるに戦争だけじゃない部分もあると思う。
題材は戦争でもちろんそれが背景だけど、「夫婦」とか、「生きていくことについて」
「背負うこと」「支えることとは・・・」みたいなことも考えさせられたかな。
映画ひとつにもいろんな見方があると思うし、人それぞれだと思うけど、外国の人は
どう見たんだろう。日本の戦争のこととか。

で、これコンペなので(?かわからないけど)上映後はおふたりが一言ずつ
ご挨拶されて終わりました。質疑応答でもあれば、ちょっと映画の世界から分離されて
現実の世界に戻れたんだろうけど・・・・どどどどよおおんんって感じで帰りました。^^;
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by miho-berlin | 2010-02-24 07:22 | ベルリナーレ(映画祭)/演劇

もう旅行者ではない、寝ても覚めてもここはベルリン、毎日ベルリン!品川OLが結婚を機に2008年渡独。縁もゆかりもなかったこの街で奮闘する主婦&新米ママのベルリン生活。


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