<<20 Jahre Mauerfall>>

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(11月9日。ドミノが並ぶブランデンブルク門。ZDF) 

かすかに覚えているのは、テレビの画面。
真っ暗の空の下に煌々としたあかり、人々が狂気で”何か”を体中で表現し、
石のようなものをどんどん破壊している映像。
当時、小学生だった私には、壊す=何か恐ろしいものという印象が残りました。
やがてこの”破壊”が歓喜に満ち溢れたものであったものであったことを知り・・・

・・・まさか20年後にここにいるとはね・・・!!!

というわけで、昨日9日、ついに”壁崩壊20周年”を迎えました。
しかし昨日は1日雨。寒いっつーの!(←”花男”DVDを見たばかりの影響)

まず午後3時。メルケル首相、ゴルバチョフ元ソ連大統領らが出席する
ボルンホルマー検問所(国境の門が最初に開かれた大変重要な場所です!詳細をググったら
主人の記事に行き当たりました^^;→「18年前の歓喜」)の式典を見に行こうと電車に乗ったのですが・・・

「ボルンホルマー通り駅」
通過!!!
(笑)

どうやら行く時間が遅すぎたらしい。同駅ホームは完全封鎖されており、警察官で
ガードされていました。というわけでゆっくり通過する電車の窓から、現場(電車から
見上げるとちょうどホームの上ぐらいに橋があり、その橋渡ったところが検問所)に
群がる人の波を見学して終~~了。

続きまして~・・・本命(?)の夜の部。(笑)
本当は会場に足を運びたいと思っていましたが、雨は降り続いている上、寒いし
既にブランデンブルク門に10万人・・・と聞いたので、知人宅にて潔くテレビ観覧
することにしました。ここからはZDFの提供にてお送りいたします。

e0149604_5153196.jpgバレンボイム指揮・シュターツカペレの演奏。ワーグナーとかベートーベンとか数曲を30分程度。ベートーベンは交響曲7番の4楽章。壁崩壊直後、旧東で演奏された曲・・・のようなことを指揮者自らマイクを持って説明していました。それにしても寒かっただろうなあ・・・音、低くなっちゃうだろうなあ・・・。寒さにこわばるゲストの表情を和らげたのはおなじみ♪ベルリンの風。ドミンゴが歌いました。
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ボーベライト・ベルリン市長を筆頭に、各国からのゲストがスピーチしました。サルコジ大統領(フランス)、ブラウン首相(イギリス)、メドベージェフ大統領(ロシア)、クリントン国務長官(アメリカ)、ゴルバチョフ元大統領(ソ連)などなど。でもやっぱりヒラリーさんが出てきたときはなんだか拍手が大きかった気がしたなあ・・・。たまに映る聴衆。雨やまない。傘さしたり、カッパきたり。寒かろう。。
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オバマ首相からはビデオメッセージ!えっと・・・ちなみに何を言っていたかというと・・・なんだかわたくし聞き取るのが大変でしたーー;オバマさんだけでなく、他の人のも。だって英語にドイツ語(通訳)かぶってるんだもの。わからんよ~、わからんよー。というわけで内容は別のニュース速報にてご確認ください。(無責任なブログ・・・爆)
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ところでスピーチが行われていたのはブランデンブルク門の正面のど真ん中です。この写真の右端っこに映っているところ。なのでスピーチの人は来賓席から歩いてここまで行くのです。雨のため、傘をさしてくれる人がついておりますー。結構大きい傘なのね。一応、こういうのも(式典に使う傘?)準備してあるんだなー。さすがにロスマンの折りたたみ傘ってわけにいかないもんな^^;
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こちらはブランデンブルク門の裏(もと西側)からの映像です。こちらもドミノが並んでいますー。この日のブランデンブルク門は光の祭典で、黄色とか青とかいろんな変化があり、きれいでした。そうそうドミノは全部で1000あるみたいですよ。そのうち200は国外で描いてもらったものらしいです。


e0149604_5194352.jpgさて、メルケル首相が最後にご挨拶です。このあたりからもうドミノがどうなるか気になって、気になって・・・。メルケルさんのお話が終わると、いよいよフォーマルモードからフェスト!的な空気に変わります。ワレサ元大統領(ポーランド)が最初の一枚をライヒスターク側から倒します!カウントダウン!!10.9.8.7・・・3・2・1!!!

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だ~~~~~~っ!ドミノはどんどん倒れていきます。結構スピード速いのね。人が走るぐらい?。でも一回も止まらなかったよ、なかなか綿密に作られていたのですな。第1回ドミノ倒しれはブランデンブルク門手前まで。3回に分けて小出しに倒されていきます。その合間に市民が壁崩壊当時の話をしたり、VTRが流れたりします。やっぱり市民の話、当時の話、そういうのをもっと聞きたいかなと思いました。(ドイツ語わからないけど。)来賓のスピーチも大切だと思うけど、現場の声というか・・・もっと時間を割いてもらいたかったな~。きっと当日だけじゃなくて他の日や他の番組とかで別にやっているのかもしれないけど。どうもなんだか「祭り」っていう色を強く感じました。(まあ、祭りなんですが)
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ボン・ジョヴィライブなどを経て、ポツダム広場側からのドミノ倒し。今度はEU関係者により倒されます。ここもカウントダウンするのかと思ったら”LOS!””JETZT!”とかいって、ふっつーに倒れていった(笑)そして最後はブランデンブルク門のまわりのドミノが倒れて・・・(だんだん、端折りが多いレポートですみません・・・^^;)

e0149604_6343029.jpg花火ば~~~ん!!!
こうしてお祝いの時間は過ぎていきました。ドミノも良かったけど・・・私の心に残っているのはドミノが倒れているとき(かな?)に流れた映像。それは壁を越えようとして命を落とした人たちの記念碑の映像です。この映像をみたとき、自由を求めて、離れ離れになってしまった大切な人を求めて、壁を越えようとした人たちのことを改めて思いました。壁はなくなったよ・・・今は自由だよ、と伝えてあげたいと思いました。

そしてもうひとつここに書いておきたいのは。。。
壁崩壊のこの日が祝日にならない理由のひとつとしてよく挙げられる「クリスタルナハト(水晶の夜)」。1938年の同日にドイツの各地で起こった、ユダヤ人が暴動された事件です。ベルリンに来たらユダヤ人のことを知る機会(というか建物とか、記念碑とかが街に点在しています)が増えたので、このようなことも考えました。

もとい。
やっぱりドミノが生で見たくなって( ̄∇ ̄)、群集がそろそろ引いたであろう時を見計らって、ポツダム広場の方に足を運んでみました。見事に倒れてた!みんな写真をいっぱい撮っていました~。
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しかしなんにしろ、もっと歴史を勉強しなければならないなと思った昨日。
その前に、ドイツ語なんとかしようと(もうちっとスピーチわかりたい)痛感した昨日。
でも無事に式典終わって、ホッとしました。すごい人たちが一斉に集まっていたので・・・。

なんだかずっと待っていた記念日も過ぎてしまって、少し寂しいけど・・・
これからも、ベルリンに大注目です!!!

追伸:壁崩壊記念と共に、昨夜我が家のネット制限も崩壊し(?)無事に家で使えるようになりました!
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by miho-berlin | 2009-11-11 07:10 | ベルリン近況/四季/街観察

もう旅行者ではない、寝ても覚めてもここはベルリン、毎日ベルリン!品川OLが結婚を機に2008年渡独。縁もゆかりもなかったこの街で奮闘する主婦&新米ママのベルリン生活。


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